Yuruwou.Lab

必要なモノを定めて残す作業中

エンジニアにとって大切なことは何か、それはシンプルに求められたモノを実現することだと考えている。これは私生活にも応用できるのでは……?と、考えた私は部屋の掃除をしているのである。

必要なモノとは何か

趣味であるプラモデル製作で考えてみる。

まず必要なモノは工具である。ゲートから切り離す用のニッパー、2度切り用の高精度ニッパー、大雑把に整えるための鑢、細かく整えるための紙やすり、下地やメタリック用の0.5mmエアブラシ、通常塗装用の0.3mmエアブラシ、塗装ブース、磨く用のコンパウンド。精々このぐらいだろう。

塗料は用意しておいても無駄に終わる可能性が高い。数多の塗料を在庫しておく必要はないし、急ぐものではないのだから必要になったら買えばよい。つまり、在庫している塗料の殆どは今後使用されない不要物である。

また紙やすりについても普段使うものは決まってくる。サーフェイサーを吹くことを考えれば、変に細かい紙やすりは不要だろう。よって、普段使い以外のものは不要だと考えることが出来る。

つまり、必需品や希少性が高いもの以外は不要なのだ。常時用意しておく必要はない。部屋を圧迫するし、必要なものを探すときに邪魔になる。こうやって普段の生活のノイズを減らし、色んな事に集中できるようにしていく必要がある。

片付けは継続的に行いたい

継続的インテグレーションではないけれど、常に自分の生活環境は改善していく必要があると最近感じている。金銭、空間、時間のリソースは有限であり、それを自分がやりたいことや、やるべきことに集中するためには、定期的な環境改善が有効だと確信する。

1回目では必要かなぁと思ったものでも、数か月後には結局使わないし、読まないし、想いを馳せることもなかったという事もある。何度も改善の機会を設けることで、一度で決める必要がなくなり、心理的にも片付けが楽になっていると感じている。

この習慣を出来る限り続けたいものである。